DIYの手帖

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  今回、お見せするのは我が家のトイレの電灯です。・・「トイレの電灯」なんて言い方をするとみすぼらしくて、古ぼけた裸電球のようなものを想像されてしまうかもしれませんが、いえいえ、そこは新築の家ですから中々素敵な明かりが付いていました。今も覚えていますが、「トイレの電気はどうしますか?」と話し合いの最中に建築士さんに聞かれて、分厚いカタログを2冊ばかり、値段と首っ引きで見たのです。色々決めることが多く、「まぁ、こんな感じですかねぇ・・。値段も手頃だし」と小さなガラスのペンダントライトを選びました。それは本当に私が欲しかった物・・??? 答えは残念ながらNo。私が欲しい物は別にあったのです。ネット通販で売っていたあの格好いい銀色のボトルライト。シェードの内側に銀色のコーティングがしてあって消灯時は銀色のオブジェ、点灯すると中の明かりが見えるという代物でした。その時は(まぁ、後で付け替えればいいわね)と思っていたのです。(引っかけシーリングをひねれば、どんなライトでも簡単に交換できるのだし)。しかし、入居後にわかったことは、その銀のボトルライトは電気工事が必要なライトで素人の私に手が出せるライトではなかったのです。それに気づいてからも、(素敵なライトはすぐに見つかるわよ)と高をくくっていました。ですが、欲しいと思うのは外国製のトイレには勿体ないような高価なライトや、中国製で海外から個人輸入しなければ入手できないライトばかりでした。

  今回取り付けるライトを見つけたのは家を建ててそろそろ2年目が近くなったころでした。通販のカタログにあったライト。それは照明器具というよりはクリスマスのオーナメントとも見えるデコレーションライトでした。以前見つけたボトルライトと同じで消灯時は銀色のボール、点灯するとボール内の小さなLEDストリングが光るのです!ただし、素材は何と!プラスチック。あ~、私の高級感あふれるガラスのキラキラ感とはかなり違っているというのが正直な感想でした。しかもプラスチックにもかかわらず送料を合わせると1万円近いお値段になるライト。さすがにすぐに買う気持ちにはなれなくて本当にクリスマスの飾り付けが終わるころまでカタログのページの端を折っただけにして本棚に放置してありました。

  それでも重い腰を上げたのは身内にクリスマスプレゼントを買う時期になって、そのライトだけ取り残されているのが何とも寂しい感じがしたからでしょう。一念発起して購入してみると美しい光に癒やされ、買って良かったと思ったのでした。

  あとはどうやってトイレに照明にするのか?という問題が残りました。何回かホームセンターに足を運び、結局年末は超えてしまって年明けにようやく試行錯誤しながら製作に取りかかりました。それでは次回からは、トイレの照明作成日記が始まります。

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