ペンダントライト製作 -1-
まずは、ホームセンターに行ってペンダントライトに変身させるための材料を物色します。私の下見は1回では済まないことがしばしばで、ホームセンター以外にも100円ショップにも足を運びました。ざっと買ってきたものを並べてみましたが、製作の途中で足りなくなり買い足すモノ、結局は使わないで終わってしまうモノなど、色々あります。写真の下に鎮座ましますのがライトです。直径10cmの5個のプラスティックボールはこのように点灯しないと少し暗めのシルバーになっています。他に用意したモノは色々使えそうな細い針金、銀色のテープ、コンセント付きの引っかけシーリング、チェーンや折れ金具など。そしてアルミホイルも。
DIYの手帖
今回、お見せするのは我が家のトイレの電灯です。・・「トイレの電灯」なんて言い方をするとみすぼらしくて、古ぼけた裸電球のようなものを想像されてしまうかもしれませんが、いえいえ、そこは新築の家ですから中々素敵な明かりが付いていました。今も覚えていますが、「トイレの電気はどうしますか?」と話し合いの最中に建築士さんに聞かれて、分厚いカタログを2冊ばかり、値段と首っ引きで見たのです。色々決めることが多く、「まぁ、こんな感じですかねぇ・・。値段も手頃だし」と小さなガラスのペンダントライトを選びました。それは本当に私が欲しかった物・・??? 答えは残念ながらNo。私が欲しい物は別にあったのです。ネット通販で売っていたあの格好いい銀色のボトルライト。シェードの内側に銀色のコーティングがしてあって消灯時は銀色のオブジェ、点灯すると中の明かりが見えるという代物でした。その時は(まぁ、後で付け替えればいいわね)と思っていたのです。(引っかけシーリングをひねれば、どんなライトでも簡単に交換できるのだし)。しかし、入居後にわかったことは、その銀のボトルライトは電気工事が必要なライトで素人の私に手が出せるライトではなかったのです。それに気づいてからも、(素敵なライトはすぐに見つかるわよ)と高をくくっていました。ですが、欲しいと思うのは外国製のトイレには勿体ないような高価なライトや、中国製で海外から個人輸入しなければ入手できないライトばかりでした。
今回取り付けるライトを見つけたのは家を建ててそろそろ2年目が近くなったころでした。通販のカタログにあったライト。それは照明器具というよりはクリスマスのオーナメントとも見えるデコレーションライトでした。以前見つけたボトルライトと同じで消灯時は銀色のボール、点灯するとボール内の小さなLEDストリングが光るのです!ただし、素材は何と!プラスチック。あ~、私の高級感あふれるガラスのキラキラ感とはかなり違っているというのが正直な感想でした。しかもプラスチックにもかかわらず送料を合わせると1万円近いお値段になるライト。さすがにすぐに買う気持ちにはなれなくて本当にクリスマスの飾り付けが終わるころまでカタログのページの端を折っただけにして本棚に放置してありました。
それでも重い腰を上げたのは身内にクリスマスプレゼントを買う時期になって、そのライトだけ取り残されているのが何とも寂しい感じがしたからでしょう。一念発起して購入してみると美しい光に癒やされ、買って良かったと思ったのでした。
あとはどうやってトイレに照明にするのか?という問題が残りました。何回かホームセンターに足を運び、結局年末は超えてしまって年明けにようやく試行錯誤しながら製作に取りかかりました。それでは次回からは、トイレの照明作成日記が始まります。
住の手帖
「DIY」
色々、家の中を使いやすくしていくのが好きです。
いわゆる「DIY」。
多分、母の影響が強いのだと思います。母は家中の網戸を一人で作ったり~昔なので角材を買って来てナイロンの網を釘で打って作ります~椅子のカバーを張り替えたり、一通りのことは何でも自分でしてしまう器用な女性でした。そういう母を見て育ったので自然と“Do It Yourself"精神が芽生えていきました。勿論、市販品にかなうものは作れません。悲しいかな、我が家には電動工具もなければ専用の工作室もありません。寸法をきっちり測って作っても微妙にずれて出来上がる品々×××。それでもDIYをするのは、やはり市販品に自分の好みのモノがないときです。微妙に我が家のスペースに合わない寸法。大きすぎたり、小さすぎたり。雰囲気が違ったり...そんな時、これと、これを、組み合わせたらピッタリに出来るじゃない?とふと、思いついてDIYをしてしまいます。
ふくら雀の作り帯 -11-
完成!
出来上がった作り帯を娘の振袖に合わせてみました。作り帯さえ前日に作っておけば、当日の帯結びは10分足らずでできてしまいます。おおむね結んだ時と遜色ない形に仕上がりました。
背中の中をのぞくと少しクリップが見えますが、こんな風にのぞき込む人はいませんから。
この結び方の難点は左の羽の形が決まりにくいことです。
もっと簡単に美しく折り上げる方法を見つけた方は是非ご意見をお待ちしております!
ふくら雀の作り帯 -10-
後ろの補強
22. 普通のお太鼓よりも形が崩れやすいのひっくり返して後にもクリップで留めます。背中側から見るとこんな感じです。
23. 箱ヒダの部分も洗濯バサミ(ここでは待ち針の代わりに使う裁縫用の仮止めクリップを使いました)もペーパークリップに変えておきしょう。
ふくら雀の作り帯 -9-
背負うための準備
19. ここからは通常のお太鼓の作り帯と同じです。タレ先を織り上げます
20. 帯締めと仮紐を通したら背負ったときにズレないようにクリップで留めます。
21. 胴を巻く部分に帯板を入れます。
ふくら雀の作り帯 -8-
形を整える
17. ここから一気にふくら雀の形が見えてきますよ。お太鼓の左側に作ってあった羽は結んでいた紐が丁度帯枕の中心に来るように戻します。(この帯は六通柄で左の羽は中抜きの部分が出てしまうのですが、地紋の紗綾形が織ってあり違和感がないのでそのまま使いました。この辺りも帯によっては変えないといけませんね。)
18. 上にあったお太鼓を戻します。ハイ!ふくら雀になりました。